企業の新卒採用担当者の方へ
【この記事を読むことで得られるメリット】
◆オファー型ダイレクトリクルーティングについて深く理解できます。
◆オファー型ダイレクトリクルーティングの学生側からの視点を知ることができます。
◆オファー型ダイレクトリクルーティングに潜む課題の解決策を知ることができます。
近年、新卒採用において注目を集めているオファー型ダイレクトリクルーティング。これは、企業が自社の求める人材を特定し、直接オファーを送る採用手法です。従来の求人広告のように、応募を待つのではなく、企業が能動的に優秀な人材を確保できる点が大きな魅力です。
しかし、この手法は万能ではありません。華やかなイメージとは裏腹に、多くの企業が直面している課題や落とし穴があるのです。
1【ターゲット絞り込み】
◆スキルベース◆
プログラミング言語、業界経験、資格など、求めるスキルを細かく設定し、該当する人材を検索できます。
◆経歴ベース◆
過去の職歴、学歴、所属団体など、経歴からターゲットを絞り込むことができます。
◆属性ベース◆
年齢、性別、出身大学など、属性で絞り込むことも可能です。
◆行動履歴ベース◆
SNSでの投稿内容や閲覧履歴から、興味関心や価値観が近い人材を特定できます。
◆地理情報ベース◆
特定の地域に住む人材に絞って検索できます。
2【人材データベース検索】
膨大な数の求職者データベースから、自社の求める条件に合致する人材を検索できます。
最新の求職活動状況や、転職意欲の高さがわかる情報も確認できます。
3【スカウトメール作成・送信】
テンプレートを活用したり、自由に文章を作成したりして、パーソナライズされたスカウトメールを作成できます。一斉送信だけでなく、個別に対応することも可能です。
メール開封率やクリック率などのデータも確認できます。
4【候補者とのコミュニケーション】
スカウトメールへの返信や、質問への回答などをスムーズに行えます。
チャット機能やビデオ通話機能を利用して、リアルタイムでコミュニケーションをとることも可能です。
5【マッチング機能】
AIが企業の求める人物像と、求職者のスキルや経験をマッチングし、最適な候補者を推薦します。
求職者の興味関心と、企業の求める仕事内容のマッチ度合いを数値化して表示するサービスもあります。
6【イベント開催】
オンラインイベントやオフラインイベントを開催し、候補者と直接交流することができます。
面接の機会を増やし、採用決定を加速させることができます。
7【採用管理】
応募者の管理、面接日程調整、内定通知など、採用プロセス全体の管理を効率化できます。
各候補者の進捗状況を可視化し、一元管理できます。
オファー型ダイレクトリクルーティングは、企業が求める新卒予定の学生を直接スカウトできる効率的な採用手法です。様々なサービスが提供されていますが、今回は代表的な5つのサービスを、特徴や費用面も含めて詳しく解説します。
【特徴】
理系学生に特化したデータベースが強み。大学院生や研究者など、高度な専門知識を持つ人材の採用に最適です。AIを活用したマッチング機能により、企業の求めるスキルと学生のスキルを詳細に比較し、最適な人材を紹介してくれます。
【費用】
基本的に成功報酬型ですが、詳細な料金体系は問い合わせが必要です。
【メリット】
理系人材の採用に特化しているため、効率的にターゲットを絞り込める。AIによるマッチング精度が高い。
【デメリット】
理系学生に特化しているため、文系学生の採用には不向き。
【特徴】
新卒に特化したサービスで、高いオファー開封率が特徴です。学生のプロフィールや活動履歴を詳細に確認でき、ピンポイントでアプローチできます。
【費用】
基本的に成功報酬型ですが、プランによって料金が異なります。
【メリット】
新卒採用に特化しており、学生とのマッチング精度が高い。UIがシンプルで使いやすい。
【デメリット】
中途採用には対応していない。
【特徴】
パーソルキャリアが運営する新卒向けの求人サイトです。大学別データベースが充実しており、特定の大学に絞って検索できます。
【費用】
基本的に成功報酬型ですが、プランによって料金が異なります。
【メリット】
大手企業の利用実績が多く、信頼性が高い。多様な業界の学生が登録している。
【デメリット】
競合サービスと比較して料金が高額な場合がある。
【特徴】
学生のSNSデータを活用し、興味関心や行動履歴から最適なターゲットを絞り込むことができます。
【費用】
基本的に成功報酬型ですが、プランによって料金が異なります。
【メリット】
SNSデータを利用することで、より深く学生のことを理解できる。
【デメリット】
プライバシーに関する懸念がある。
【特徴】
中小企業向けのプランが充実しており、費用対効果が高い点が魅力です。成功報酬型なので、採用が決まらなければ費用はかかりません。
【費用】
成功報酬型。
【メリット】
中小企業でも利用しやすい料金設定。
【デメリット】
大手企業に比べて機能がシンプルである場合がある。
上記画像は、私の懇意にしている京都大学の就活生に届く実際のメールボックスです。
オファー型ダイレクトリクルーティングでは、特に人気が高い大学へのオファーが集中しがちです。東大や京大などの学生には、数多くの企業からオファーが届き、選択肢が多いため、企業のメッセージが埋もれてしまう可能性があります。
オファーメールは、学生のメールボックスに大量に届きます。そのため、多くのメールが未読のまま放置されてしまうことも珍しくありません。企業が熱意を持って作成したメッセージも、学生に届いていない可能性があるのです。
貴社がオファーしたい学生には、競合他社も同じようにオファーします。
人気の大学に通う学生には大量のオファーメール。
これらのスカウトメールは、ほとんど読まれることはありません。
【人材データベースの精度】
データベースに登録されている情報が必ずしも正確とは限らないため、ミスマッチが起こる可能性があります。
【学生側の負担】
学生は、多くの企業からオファーを受けることで、選考に時間を取られてしまうという負担を感じることがあります。
【個人情報保護の問題】
学生の個人情報を取り扱う際には、十分な注意が必要です。
具体的な数字はサービスや時期によって変動しますが、一般的に、新卒求職者の一定の割合がこれらのサービスに登録しています。
OfferBoxのような大手のサービスでは、登録学生数が非常に多く、就活生の半数以上が利用しているとも言われています。
理系学生に特化したサービスでは、理系学部に所属する学生の登録率が高い傾向にあります。
しかし、全ての学生がこれらのサービスに登録しているわけではありません。
◆就職活動の情報収集をあまり行わない学生
◆特定の企業しか興味がない学生
◆アナログな就職活動にこだわりを持つ学生
などは、登録していない可能性が高いです。
オファー型ダイレクトリクルーティングサービスに限ったことではなく、新卒採用活動ツール全般に言えることですが、全ての学生にリーチできるわけではありません。
従来の採用活動をそのまま継続するだけでは、潜在的な学生にリーチすることは永遠に不可能です。
次に
貴社が採用したい学生から、求人情報を読まれないとスタートラインにも立てないのです。
読まれないと何も始まりません
ではこれらの課題を解決する方法はあるのか?
心配ありません。解決できます!!!
全ての学生に貴社求人情報を見てもらえばいいのです!
弊社「京都採用コスト削減相談所」の新サービスをご紹介します。
学生の心を掴む!紙ナプキン求人広告!
新卒採用に悩む企業必見!学生の目に留まる、ユニークな求人広告サービスが登場!
従来の採用活動では、優秀な人材を見つけきれない可能性があります。
そこで活躍するのが、学生の行動心理を突いた斬新なサービス「紙ナプキン求人広告」です。
学生がよく利用する大学周辺の飲食店に、企業の求人情報を印刷した紙ナプキンを設置するサービスです。
よく行く飲食店を大学近辺に絞って、実際に大学生からリサーチしています
飲食店で食事が出てくるまでの待ち時間は、学生にとって貴重なスキマ時間です。
紙ナプキンという身近な媒体は、学生の目に留まりやすく、興味を引くことができます。
大学周辺の飲食店に限定することで、ピンポイントでターゲット層にアプローチできます。
学生の目に留まりやすい
従来の求人広告とは異なり、学生の生活に自然に溶け込む形で情報を届けられます。
学生の興味を引く
ユニークな広告方法は、学生の好奇心を刺激し、企業への関心を高めます。
企業理念やビジョンを直接伝えられる
紙ナプキンに掲載する内容を工夫することで、企業の魅力を効果的にアピールできます。
優秀な人材を獲得できる
従来の採用活動では出会えない、潜在的な人材を発掘できます。
学生からリサーチした大学周辺の飲食店に紙ナプキンを設置
紙ナプキンに企業の求人情報を印刷
学生の興味を引くようなデザインで訴求
社長との食事会や学生手動プロジェクトなど、学生参加型のイベント開催
【1】社長との食事会を告知する。
食事会で社長から伝えること
・描いている未来・会社の将来像
・なぜこのビジネスをはじめたのか?
・学生に期待していること
【2】プロジェクトの告知
学生手動の新規プロジェクトの企画
インターンとして参加してもらい、企業風土を体験してもらう
「紙ナプキン求人広告」は、学生の心を掴み、優秀な人材を獲得したい企業にとって、最適なソリューションです。従来の採用活動に限界を感じている企業は、ぜひこのユニークなサービスを検討してみてはいかがでしょうか?学生の心を掴む、新しい時代の求人広告。それが「紙ナプキン求人広告」です。
下記はUターン就職を促進する企業様の紙ナプキン求人広告の事例です。
もちろんこの紙ナプキン求人広告だけで、新卒採用活動を完結させることは不可能です。
従来までやってきた大手求人サイトへの掲載やダイレクトリクルーティング、合同企業説明会はそのまま継続してください。この紙ナプキン求人広告は他社から一歩リードするプラスアルファのツールでしかありません。
オファー型ダイレクトリクルーティングは、新卒採用において有効な手法の一つですが、万能ではありません。メリットとデメリットをしっかりと理解し、自社の状況に合わせて適切な採用戦略を立てることが重要です。
人材確保は、オファー型ダイレクトリクルーティングだけに頼るのではなく、インターンシップの実施や、大学との連携など、多角的なアプローチを組み合わせることで、より良い結果が得られるでしょう。
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